嫌ミスの名手?やるせなさを感じたいなら「神様ゲーム」

東京にしては寒さが厳しい今冬。

暖房を点けてもなかなか部屋が暖まりません。寒い。

サラダとか食べている場合では無かった。寒い。

 

そんなことはさて置き、

以前から気にはなっていたけれど、何故か出会えなかった(見つけられなかった)本をやっと購入でき、読めました^^

 

麻耶雄嵩さん著の神様ゲームです。

新宿の紀伊国屋書店で特集かな?平台一面を丸々使っての大アピール。

元々は児童書だったらしく…そりゃ見つからないわけっすわ。

 

数年越しの願いが叶いました。ありがとう、紀伊国屋様…。

 

しかし読んでみての感想ですが、児童書で良いんですかね?この小説は。笑
ラストがラストなので><;ちょっと心配。

 

でも、もしも小学生の自分が「神様ゲーム」を読んでいたら…

きっと大好きなっていたでしょうね!

 

昔、教師に言われたお言葉ですが「文学は毒だ」という表現があてはまる作品だと思いました。

 

後味が悪いわけじゃないんだけど、人生の理不尽さとか切なさを感じられる結末。

 

子供のうちから人生の厳しさや理不尽さ、自分ではどうすることも出来ない無気力感…そんな毒を含んだ文学を味わえるって素敵な事だと思います。

 

(他の作者の作品を類似作品として紹介するのは麻耶さん、道夫さん両名に失礼な話なのですが)

神様ゲーム」が好きな人は道夫秀介さん著「向日葵の咲かない夏」も好きになるんじゃないですかね。あとは何かなぁ~。

 

もうちょっと軽い後味の悪さとか無気力感を味わいたい人は湊かなえさん著「告白」とかはいかがでしょう?

 

んーあとは…思い出したら追記します(*´▽`*)思い出せない

 

あの中で読む後味悪い小説も味わい深いのですが、明日、少しは暖かいと良いですね~